真空管アンプ

6BM8超三結アンプ

高校3年生の時に制作した6RA8PP真空管アンプ。ホコリまみれで物置にしまってあったのだが…?。
ある日急にレストアしようと思い立ち、「6RA8」と言うキーワードでインターネットを検索中、 リストの一覧に「6RA8」の文字に混ざって、「超三結アンプ」と言う文字に出会った。

「…これが今まで聞いていたCDの音かと思うほど良い音が飛び出して…」 、と感想か書いてあった

そんなにスゴイ音がするのか?!。
それにくらべたら、 私の作ったアンプは、ハム音がして音にメリハリが欠けて…と、最悪な状態なのに…?。
そんなに良い音がするアンプなら!!。聞いて見たいと思い立ち、レストアの事もすっかり忘れて、「超三アンプ」を制作してしまいました。

 

片チャンネル6BM8と言う3極5極管の複合ミニチュア管1本と全段がトランジスター1石のシンプルな回路。
ケースは雑貨ショップで購入したアルミのレターケース。

 

電源部のトランスと平滑回路。

平滑用のコンデンサーは高電圧仕様は値段が高いので180V耐圧を直列に接続して使用。

蓋側に回路の全てを組み込む。(配線は素人そのもで恥ずかしい!)

出力トランスは2段積。
黒いフイルムは5インチフロッピーケースを切った物で、下の電源トランスの電磁波防御に使用。(撮影のためめくってある)
効果は絶大で、最初ハム音がしていたのだが付けたら全然しなくなりオススメです。
(フロッピーケースの素材は磁気に非常に強く出来ている)

全段のFET回路。

トランジスター部分は差し替え可能なようにICソケットを半分に切り使用。

出力管保護回路。(左右のLED)

「手作りアンプの会」の宇多さんが提案している、 出力管保護回路「ツェナーダイオードによる初段障害の監視および出力管保護」を取り入れました。
FETをソケット形式にしているため、接触不良や抜けによる事故を防ぐためにかなり有効です。
調整の際に抵抗を回し過ぎたときなども保護回路が働き、安心して調整できました。

回路図。
部品番号や値などの位置を見やすいように整理しました。(04/11/22)

試聴
ふう~良い音です。最高です!!
持っている全てのCDを聞きなおしました。スピーカからあふれ出る音はスピーディーでパワフルです。
今まで何を聞いて「音楽」と言っていたのか?、恥ずかしくなるくらいで、ドラムならステイックをさばく音、女性ボーカルならマイクの前で聞いているかのように錯覚してしまいます。ピアノのなら鍵盤が沈み込む音までも聞こえてきます。

アンプがあまりにも良い音なので、CDプレイヤーも自作してみました。

パソコン用のCDドライブでは音の良さで評判な「iNFRA52X」を 利用した自作CDプレイヤー(銅板ベース:素材銅8t)

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