日経Linux2022年9月号全マシンLinux化作戦で、シャープの電子辞書 Brain をLinux化できる記事が書いてあり面白そうなので、さっそくBrain(PW-SH1)でLinux化を試してみた
Brain Hackers Wikiホームページも参考に、最初にSDカードのイメージを
brain-hackera/buildbrain から「sdimage-2022-08-07-183650.zip」をダウンロードした(2022/09/05現在)
書き込みソフト「balenaEtcher」windows版をダウンロードしインストール
balenaEtcherを起動し、ダウンロードしたSDカードイメージ sdimage-2022-08-07-183650.zip のZIPファイルを選択してSDカードに書き込む
(使用したSDカードの容量は32GBだったが、8GB以上あれば大丈夫)
書き込まれたSDカードを電子辞書に装着し、ホーム画面メニューの「アクセサリー」「追加コンテンツ」「追加アプリ・動画」をタッチして「Launch Linux」が見えたら、そこをタップすると、LInuxの起動が始まる画面が表示され始まります
(読み込み途中に固まった場合はリセットボタンを押して再起動してみる)
無事起動が終了するとログイン画面が表示されるので
user
brain
でログイン
最初はタッチパネルのエリア設定行う十字マークが表示された場合は、指示の場所をペンでタップして行き設定する
黒い画面に変わったらペンで画面をタップし「Termanil」を選択するとターミナル画面が表示される
辞書のキーボードで打ち込みは出来るのだが、キーボードの文字の割り当てを覚えるまでかなりコツが必要なのでUSB接続でキーボードとマウスを接続してみた
Brainに付いているUSBを使用するにはBrainuxで認識できるUSBハブが必要になる
使用できるUSBハブはRouter RUH-OTGU4が標準で認識できるとの事
早速amazonでこのOTGケーブルを検索して購入してみた
購入したOTGケーブルのAmazonリンクは下記の通り
RouteR RUH-OTGU4
電源に2A以上のUSB電源を使用し、キーボード、マウス、さらにLANに接続できるUSB→LANケーブル変換コネクターが認識された(※キーボードの配列は英語配列なのでできれば、英語配列のキーボードが使いやすい)
SDカードの容量一杯に使用できるように
brain-configでルートファイルシステムを拡張する
$ sudo brain-config (起動)
“Advanced Options” を選択
“Expand Filesystem” を選択
“Root partition has been resized. …”を選択
“Ok” が表示されたら選択
“Back” を押しトップメニューに戻る
“Finish” を選択すると再起動
さらに、256MBのSwap 領域の作成
$ sudo dd if=/dev/zero of=/swapfile bs=1M count=256
$ sudo chmod 0600 /swapfile
$ sudo mkswap /swapfile
$ sudo swapon /swapfile
Webブラウザを使ってみる
$ sudo netsurf &
NetSurfが起動しネットが閲覧できた