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Windows98シャットダウンができない
No.4 / Group:98/SEトラブル起動と終了 Date: 2005/06/05(Sun) 19:53 [修正]
2004/10/11
Windows98Seでは、よくおこるトラブルで、なかなか解決できづに泣かされ続けていた現象です。
Windowsを終了しようとしたとき「しばらくお待ちください」を表示したまま固まって動かなくなってしまい、 強制終了もきかず、やむなく電源断で終わるしかありません。
今までこのトラブルを何とかしようと試みましたが、解決には至りませんでした。
今回、目の前に不具合を起こしたマシンがあるので、再チャレンジしてみます。
まずは、MSのHPで Windows 98 Second Edition Shutdown Supplement情報収集します。
MSのトラブルシューティング W98SE:シャットダウン時のトラブルシューティングです。
この内容にそって試してみます。
Windows98SEはシャットダウンするとき、以下に挙げた機能を実行します。と書かれています。
1. ディスクへの書き込みを完了します。
2. ディスクのキャッシュをフラッシュします。
3. windowsの終了コードを実行し、現在実行中のすべてのプログラムを終了します。
4. プロテクトモードのドライバをリアルモードに切り替えます。
どうやらこの終了処理の途中で、windowsはつまづいていて、「しばらくお待ちください」 を表示しながら帰ってこない報告を延々と待っている見たいです。
この帰らぬ報告の主が実行中のプログラムにあるかを確かめるのが次の方法です。
1. [スタート][ファイル名を指定して実行][名前]のボックスに以下のコマンドを入力。
msconfig
2. [全般]タブより、「起動の選択」-「起動オプションを選択する」の項目を選び、全てのチェックボックスをチェックが入ってない状態にします。
3. [OK]をクリックし、windowsを再起動します。
4. 再起動したら一旦シャットダウンして、正常に終了するか確認します。
正常終了が確認できたら、2.で外した起動オプションの選択を一つ選択し、3.、4.を繰り返しして確認します。
画面1 このマシンは最後の「スタートアップ項目のグループを読み込む」を チェックしたらシャットダウンが出来なくなりました。
画面2 そこで、今度はスタートアップのタブを開きスタートするプログラムのチェックを 一つずつチェックし、3.、4.の動作で確認をして行きます。
どうやら、loadqm.exe( MSN Explorerのキューマネジャー)が怪しいみたいです。
loadqm.exeをチェックすると、シャットダウンが正常に出来なくなりました。
このチェックを外して次の項目を引き続きチェックして行きます。
ここまでのチェックを終えるのに半日も費やしてしまいへとへとです。
作業時間のほとんどは、再起動してシャットダウンする時間でした。
原因は、やはり「loadqm.exe」のようです。このプログラムが起動された状態ではシャットダウンが正常に行われませんでした。
他にも必要でないと思われたプログラムや二重に起動が掛かったプログラムなどのチェックを外してテストした結果、見事にシャットダウンができるようになりました。
このマシンではスタートアップ項目で起動されたプログラムに原因がありましたが、 そうでない場合。こんどは、トラブルシューティングに書かれている「ハードウェアの調査」を行なわなければなりません。
「ハードウェアの調査」を行なった場合はまた報告します。
- WL-News Ver1.02 -